日本人店員はもっと個性を出していい。

日本人店員はもっと個性を出していい。
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こんにちは。あき(@lyonxyloto)です。

毎回、海外へ滞在したあとに
日本に戻ってきて、感じるのが
画一的な日本人店員の振る舞いです。

日本に戻ってくると日本食のうまさ、
便利さに感動したりする反面、
店員さんの振る舞いに違和感を覚えることも少なくないと思います。

*ここでは「お前、海外かぶれてんじゃねーぞ」みたいな
ありきたりなツッコミはやめてください。

日本とメキシコでの違い

日本では

日本でのレストランやフードコート、カフェの店員さんは
誰に対しても同じセリフを発し、注文を取って
商品を提供する。

各飲食店のマニュアルがあるので
みんな同じセリフになっているんだと思いますが、
ほんとロボットに思えてくる。

海外から帰ってきたすぐに飲食店を利用すると
すごくロボットみたい。
日本人店員はもっと個性を出していい。
「いらっしゃいませ」
「ご注文は何になされますか?」
「お飲み物はいかがされますか?」
「お会計〜円になります」

個性が全くないんですよね。

画一的なセリフしか発さないのであれば
いずれロボットに入れ替わる時代が来てしまいます。

冷たい言い方ですが
それであれば券売機で料理と飲み物を注文して
キッチンのスタッフに半券を渡すだけでいい。

大学1年のときに僕はイオンモールのフードコートで
「近江ちゃんぽん亭」という飲食店でアルバイトしていました。

友人や知り合いが来たら
少しは会話したりしていましたが、
他のお客さんに対しては決まり切ったフレーズの連発。
働いている側は時間がたつにつれて退屈になりますよね。

それから名古屋のスペインバルでアルバイトしていたときも
同じようなセリフを発して接客する。
友人が来てもあまり話すことができず、
「仕事に戻れ」の雰囲気が暗にありました。

メキシコでは

メキシコでは、コンビニでも
レジ待ちの列の中、
レジから2〜3人後ろにレジスタッフの知り合いや
友人がいたら「Hola! Cómo estás!?」と勝手に会話しています。

メキシコなら店員の友人がお店に来たら
飛びついてハグしたり、仕事も忘れて会話している。

この国では誰もいらいらしていません。
どこの店員も全員が全員、個性を出しまくっているというわけではないが、
割と自由に働いている。

接客マニュアルがあるのかどうかはわからないですが、
日本人みたいな”硬さ”はないのは事実。

自然体で働いてる感じを見受けることが多いです。

メキシコではカジュアルすぎて
「お前、それで給料もらってるんだよな?」と疑問に思うくらいの対応もありますが、
ロボットと接しているよりかは楽しくなれたりします。

その反面イラッとくることもありますが、
イライラでもネタになるし、人と接している方がよっぽどいいです。

まとめ

日本の飲食店での接客は形式的なシーンがすごく多く、
単調なやりとりだけで終わりやすい。

店員さんとの何かしらの絡みを期待しているのではなく、
肩の力を抜いてリラックスして
友達感覚より少し敬語くらいがちょうどいいと思います。

すぐすいませんってペコペコするのも和らげて
本当に失礼なことをしてしまったときに謝ればいい。

各店員が個性を出していけば、
あの店員さんとのおしゃべりが楽しいから
とか
いつも愛想よく笑顔で振舞ってくれる店員さんに会いたい
飲食以外の要素で来てくるお客さんが現れると思うのです。

勤務時間内は仕事するっていうのはわかります。
もちろん勤務時間は給料をもらっているわけだから。

でもいかに面白く、楽しく仕事をやれるかだと思う。
ただ、淡々と作業をこなすのなんて誰でも同じ。

日本人の正確さや丁寧さは非常に評価されるところなんですが
もっと各店員が自由に振舞ってもいいと思う。

日本人がのびのびとしているというよりかは
檻がある範囲内で動いている感じがあります。

枠があってその先へは飛び出せず、
その範囲の中で振る舞う。制限された感じ。
日本人店員はもっと個性を出していい。

その枠がメキシコでは無いんです。
放し飼い状態。
日本人店員はもっと個性を出していい。
その人の人柄が非常に出ている接客をする。

なんていうか硬くないんですよね。

接客してないときは踊ってたり、歌ってたり
携帯をいじっている店員もいますが
自分のしたいようにやっている感があります。

少し丁寧語でフランクにカジュアルでいい
かしこまりすぎず、自分の普段の会話で接客してほしい。

一言一句マニュアルなんかいらない。
失礼のない程度に要件を聞き出せればそれでいい。

メキシコに住んでいると
おもてなしも大切だが、個人を失ってしまっているんじゃないかと
日本の飲食店の接客を思い出してそう、感じました。

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ABOUTこの記事をかいた人

aki

ブログ「ワクワク-WacWac-」を運営。 常にワクワクを求めて。 スペイン語圏の国が大好きです! 高校サッカー時代に過ごした部活から プロ選手が誕生したのを機に海外に興味が出る。 →英語ではなく、サッカーが盛んな国が多いスペイン語を選択。 大学時代にスペイン語とバックパッカーにハマり、 訪れた国は32か国。 オセアニア、中央アジア、中欧、西欧、南米を周遊。 メキシコ駐在経験やスペイン滞在、スペイン語情報を中心に発信しています。