【保存版!】パデルで使うスペイン語

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スペインで頻繁に使われるパデルのスペイン語用語をまとめました。
World Padel TourやPremier Padelをスペイン語実況で聞いてるといろんな単語を学べます。

*なお、ここで紹介している単語はスペインのスペイン語ですのでアルゼンチンや他のスペイン語圏で使うパデルシーンとは異なる場合があります。

この記事の目次

パデルで使うスペイン語

Buen partido(ブエン パルティド)

<いい試合を>スペインではパデルをするときにコートにいる4人がみな、このような掛け声をしてからゲームを始めます。
紳士的ですね。人によっては言わない選手もいますが、言えた方がカッコ良くないですか?
(紳士的、フェアプレーでやりたいものです。)

Saque(サケ)

<サーブ>

コートチェンジした時にペアが「次は君のサーブだよね」と言ってきたりします。
(Tú)sacas ((トゥ)サカス)) <(君が)サーブするよ。> 主語(Tú)は基本、省けます。
文法的には2人称単数です。

相手のサーブというときは、ネットを挟んで対面のペアたちの番は、(vosotros)sacaís (サカイス)。
君たち(ペアは2人なので)がサーブするよ。
文法的には2人称複数のvosotrosの動詞を活用します。

もちろん相手でも特定の人に向かって君のサーブだ、という言うなら(Tú)sacas ((トゥ)サカス)) <(君が)サーブするよ。>と言えます。

Bola(ボラ)

<ボール>パデルやテニスボールを表すのはbola(ボラ)です。

4人でパデルをするときに「ボール持ってる?」と聞くときは、
君(特定のその場にいる人なら)¿Tienes bolas?(ティエネス ボラス?)
パデル、テニスボールは3球セットなのでボールも複数形です。

サッカーボールやバスケなどの大きいボールの場合はbalón(バロン)やpelota(ペロタ)と言います。

pala(パラ)

<ラケット> パデルラケットはもちろんラケットを表す、raqueta(rラケタ)でも通じますがスペインではpala(パラ)とよく言われます。
rから始まる単語は基本、巻き舌です。

パデルクラブがイベントなどで「あと1人パデルできる人が必要、足りない」と言うときも
Falta una pala.(ファルタ ウナ パラ) 
直訳:ラケットが一つ足りない→あと1人足りない と表現したります。

Cambio(カンビオ)

<コートチェンジ>  
ゲーム中にコートを代わる際に使います。
サッカーやバスケなどのチームスポーツでは選手交代という意味で使われます。

Net(ネット)

<ネット>  英語同様、パデルのコートのネットです。スペイン語ではネットの「ト」はほぼ発音しません。小さい「ト」ぐらい。

Reja(レハ)

<金網、フェンス>パデルの金網部分を指す単語です。ここもr始まりなので巻き舌です。
malla(マヤ)網目、この単語もちょくちょく聞きます。

Vidrio(ヴィドリオ)

<ガラス>パデルのガラス部分を指す単語です。コートの壁に当たる単語はpared(パレッ)。
usted(ウステッ)<あなた>を表す単語同様、「d」は発音しないことに注意!

Drive(ドライブ)

<フォアサイド>
これはスペイン語ではなく、英語ですが、フォアはDrive(ドライブ)とスペインでは言います。
もちろん、方角を表すderecha(デレチャ) <右>でも通じます。

Revés(rレベス)

<バックサイド> ポジションのバックサイドはrevésと言います。ここもr始まりなので巻き舌です。
もちろん、方角を表すizquierda(イスキエルダ) <左>でも通じます。

maquina(マキナ)

<かなりうまい、すごすぎる> 単語自体はスペイン語で「機械」という意味ですが、要はどんなボールでも機械、マシーンのようにミスなく色んなショットが打てる=凄腕の選手という表現をします。

Eres una maquina.(エレス ウナ マキナ)<君は化け物だよ>

ショット名

Volea(ボレア)

<ボレー> 

Volea de derecha (ボレア デ デレチャ)

<フォアボレー> 

Volea de revés (ボレア デ rレベス)

<バックボレー> 

Globo (グロボ)

<ロブ> 
高いロブならglobo alto (グロボ アルト)
低いロブならglobo bajo (グロボ バホ)

Bandeja(バンデハ)

<バンデハ>これは日本でも同じ読み方なので困ることはないでしょう。
本来は平らな器にものをのせて運ぶ「おぼん」という意味です。

Remate (rレマテ)

<スマッシュ>これも日本のパデルクラブのスクールでは名前が通っていると思います。
ここもr始まりなので巻き舌です。

Vibola(ビボラ)

<ビボラ>これは日本でも同じ読み方なので困ることはないでしょう。

Chiquita(チキータ)

<チキータ>これは日本でも同じ読み方なので困ることはないでしょう。
ネット前に低くうつショット、chico chica<小さい>が語源です。

Gancho(ガンチョ)

<ガンチョ>これは日本でも同じ読み方なので困ることはないでしょう。


Stupaがよく試合で見せる対角に向かってうつショット。ラケットの面に当てて、回転をかけずに打つ、または回転をかけて(リフタード)打ちます。金網前に当てるかどうかは関係なく、対角のガラス前でもそう呼ばれます。

Rulo(ルーロ)

<ルーロ>
ガンチョと混同されやすいですが、対角の相手の金網前に向かってうつショット。これはスピンをかけます。(リフタード)

上記はWorld Padel Tourの予予選にも出場するパデルコーチから教えてもらった解説を含みます。

試合中の会話

!Venga va¡(ベンガ バ)

<さぁ、いくぞ!>
負けているときやここから頑張るぞ!というときに掛けたりします。

Bien visto(ビエン ビスト)

<ナイス ウォッチ> ボールを見送ったペアに対し、褒めるとき

Bien apretado(ビエン アプレタド )

<いい圧力だ(攻めに攻めて取ったとき)>日本語訳が難しいですが、相手の1人に圧をかけてボレーを繰り返したり、強いボールを打ったりしてポイントを取ったとき

Bien jugado(ビエン フガド )

<ナイスプレー>試合中や試合が終わって相手と握手するときに言ったりします。(相手ペアにもナイスプレーだったよ、と言って讃えて終わるところ、スペイン…なんて素敵なん。。。

基本的にBien〜(ビエン〜)は良い〜(ショット名など)、味方を褒めるときによく使われます。

Vamos a recuperar(バモス ア レクペラール)

<取り戻そう>
例えば、ゲームカウント2-4で負けているときにまずは同点まで追いつこう、失点した分を取り戻そう、取り返そう、という意味で使われます。

recuperarは回復する、元に戻す、という意味です。

Vamos a remontar(バモス ア レモンタール)

<追い越そう、勝ち越そう>
これも負けているときに頑張って仲間を鼓舞するときに使います。

Tranquilo/Tranquila(トランキロ/トランキラ)

<落ち着け> ここぞというときやミスが多くなっている、または熱くなっているペアに使ったりします。
試合中のスペイン人は特に熱くなりやすいです。

男性ペアへは形容詞男性形のTranquilo(トランキロ)、女性ペアへは形容詞女性形のTranquila(トランキラ)と使い分けがあるので注意。

mala (マラ)

<アウト>mal,mala(悪い)という形容詞ですが、ここでは、ボールがサービスラインを越えて、アウトという意味で使います。
試合で使うボール「bola」(ボラ)が女性名詞なのでここではmala(マラ)女性形となります。
自分たちがサーブレシーブのときは大きな声で言ってください。

Fuera (フエラ)

<外、つまりアウト> サーブレシーブのときにボールがサービスラインを越えたときや、相手のショットがアウトになるであろうときに味方に伝える言葉です。

Larga (ラルガ)

<ロング> サーブレシーブのときにボールがサービスラインを越えたときに使います。形容詞「長い」のlargo/largaですが、ここでもボール「bola」が女性名詞なのでここでは形容詞larga(ラルガ)女性形となります。
自分たちがサーブレシーブのときは大きな声で言ってください。

Los dos arriba(ロス ドス アリーバ)

<相手ペア2人とも前に出てきている>
自分達が頭越しにロブを上げられて、味方にそのロブを処理させるときに掛け声として使っています。
自分が処理するなら味方に言われたりします。
Los dos (están) arriba.〜が〜にいるのestar→estánを省いています。
相手が女性ペアならLas dos(ラス ドス)の女性定冠詞です。

arribaは「上へ」という意味ですが、試合中では「こちらに向かってきている」という表現で用いられることが多いです。

Adelante(アデランテ)

<前へ>

Atrás(アトラス)

<後ろへ>
<相手ペア2人とも後ろ(後方)にいる>
自分達が頭越しにロブを上げられて、味方にそのロブを処理させるときに掛け声として使っています。
Los dos (están) atrás.〜が〜にいるのestar→estánを省いています。
Los dos se quedan.(ロス ドス セ ケダン)
留まるという「quedarse」という再帰動詞を使った表現も聞きます。

Tú,Tuya(トゥ、トゥヤ)

<君、君の> これは試合中に味方ペアにボールを打たせるときに使います。頻出ワード
ここで所有格のTuya(トゥヤ)はボールがBola(ボラ)と女性形なのでTuyo(トゥヨ)ではなく、Tuya(トゥヤ)です。

Voy(ボイ)

<(自分)が行く>これは試合中に自分がボールを打つときに使います。
真ん中にロブが上がってきたとき、ボレーがペアの間に来たとき「オレ行く!」みたいな感じ。頻出ワード

¡Más rápido!(マス ラピド!)

<もっと速く、すばやく!>

¡Más fuerte!(マス フエルテ!)

<もっと強く!>試合中のペアとの会話や、現地のパデルレッスンで聞こえてきます。

Plano(プラノ)

<真芯、面に当てる>こちらも現地のパデルレッスンで聞こえてきます。
plano/planaは「平らな」という意味ですが、パデルではラケットの面に当てて回転をかけない、という意味で使われます。

Cortado(コルタド)

<回転をかける、ボールを切る>こちらも現地のパデルレッスンで聞こえてきます。
Cortar「〜を切る」という動詞ですが、パデルではラケットを斜め上から下ろして回転をかける、スライスという意味で使われます。

¡Mírala!(ミララ!)

<ウォッチ!>アウトになりそうなボールをペアに向かって言います。
Mirar(〜を見る)という動詞にボール「Bola」の女性定冠詞「la」を付けて「ボールを見送れ!」という命令形となります。
試合中よく使います

¡Joder!(ホデール!)

<くそ!クソッタレ!>これはペアや相手に使うのではなく、スペイン人が自分でミスをして悔しがるときに自分自身に対してよく使っています。
男性も女性も関係なく使うスラングなので、紳士にパデルをするなら使わない方がベターでしょう。
よく聞くので載せておきます。

カウント

Quince-cero(キンセ セロ)

<15-0> 0はnada(ナダ)<何も〜ない>を表す単語を使うこともあります。
Quince-nada(キンセ ナダ)

反対のスコア<0−15>場合はCero-Quince(セロ キンセ)もしくはNada-Quince(ナダ キンセ)。

Quince-iguales(キンセ イグアレス)

<15-15> igual〜と同じ、同等のという意味の単語を使います。その複数形iguales
<30-30>なら treinta-iguales(トレインタ イグアレス)
<40-40>なら quarenta-iguales(クアレンタ イグアレス)

Quince-treinta(キンセ トレインタ)

<15-30>
反対のスコア<30-15>場合はtreinta-quince(トレインタ キンセ)

Quince-quarenta(キンセ クアレンタ)

<15-40>
反対のスコア<40-15>場合はquarenta-quince(クアレンタ キンセ)

Treinta-quarenta(トレインタ クアレンタ)

<30-40>
反対のスコア<40-30>場合はquarenta-quince(クアレンタ トレインタ)

Punto de oro(プント デ オロ)

<ゴールデンポイント>WPTはゴールデンポイント形式を採用しているので試合を見ている方は馴染みがあると思います。

Diferencias(ディフェレンシアス)またはVentajas(ベンタハス)

<デュースあり>Premier Padelで採用されています。これはパデルプロ選手協会(PPA)の多数決投票で決まったものです。

Rest(レスト)

<アドバンテージレシーバー>

todo(トド)

<40-0もしくは0-40>と一方的なゲームの場合に使います。直訳は「全て」、自分もしくは相手のポイントという意味。

Servicio(セルビシオ)

<アドバンテージサーバー>
Saque(サケ)と言ったりもします。

ventaja nuestra(ベンタハ ヌエストラ)

<自分側がアドバンテージのとき>アドバンテージサーバーでレシーバーでも自分たちがリードしているときに使います。
直訳は「私たちの有利、優勢」になります。

ventaja vuestra(ベンタハ ブエストラ)

<相手側がアドバンテージのとき>アドバンテージサーバーでレシーバーでも相手がリードしているときに使います。
直訳は「君たちの有利、優勢」になります。

Unos o uno uno(ウノス・ウノ-ウノ)

<1-1>ゲームカウントが1-1のときの呼び方です。
<2-2>の場合はDos igules(ドス イグアレス)もしくはDos-dos(ドス-ドス)です。
以降の3-3、4-4の場合も読み方は同じです。
「数字 iguales」もしくは「数字-数字」です。

スペイン語の数字は最低限、二桁までは覚えてしまいましょう!

以上!いかがですか?
スペインでスペイン人とパデルをするときは英語はほぼ使わないので現地でパデルをするならスペイン語はマストです!!
バルセロナだとスペイン語でなく、カタルーニャ語でカウントしてくる人も少なくありません。数字は似ているので理解は早いです。
また他にもあれば随時追記していきます〜

***
スペインのバルセロナで随時パデル体験会を開催しています〜

オンラインでのスペイン語レッスンやスペイン留学をはじめとする滞在サポートも行っております。
お気軽にインスタDMまでご相談、ご連絡ください。

東京と名古屋でスペイン語交流会も行っています〜
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ABOUTこの記事をかいた人

aki

ブログ「ワクワク-WacWac-」を運営。 常にワクワクを求めて。 スペイン語圏の国が大好きです! 高校サッカー時代に過ごした部活から プロ選手が誕生したのを機に海外に興味が出る。 →英語ではなく、サッカーが盛んな国が多いスペイン語を選択。 大学時代にスペイン語とバックパッカーにハマり、 訪れた国は32か国。 オセアニア、中央アジア、中欧、西欧、南米を周遊。 メキシコ駐在経験やスペイン滞在、スペイン語情報を中心に発信しています。