Hola!あき(@lyonxyloto)です。
メキシコで暮らしていると
生活のあらゆるシーンでチップを求められることがあります。
どこまでチップ要求するの!
とチップ習慣のない日本人は感じると思うことがあるかもしれません。
今回はメキシコに限らず、チップに対する対処法を考えてみると同時に僕は「チップは自分が価値を感じたら払えばいい。」と断言します。
この記事の目次
あらゆるところにチップ要求がある!
スペイン語でチップはpropina(プロピーナ)と呼ばれますが、
ほんとうんざりするくらいいろんなシーンで出てきます。
•スーパーで駐車を誘導するサレサレおじさん
•スーパーでレジの袋詰めだけをするおじいちゃんや高校生
•信号待ちで車のフロントガラスを拭く若者
•信号待ちの大道芸人
•コンビニの扉の開閉を勝手にやってる人
•トイレ
•ホテルのベルボーイ、ドアマン
レストランやカフェ
メキシコではお会計+10%が相場です。
この国のチップは10%が相場だけど、
ウェイトレス、ウェイターの対応によっては5〜15%とか変えてもいいと思う。だから対応で変えている。携帯いじりまくって客に無関心な人と、すごい笑顔でアテンドしてくれる人が同率なんていやだな。 pic.twitter.com/6f55LHzfik
— あき@メキシコ🇲🇽 (@lyonxyloto) 2017年10月22日
同感。むやみにチップなんて払う必要ないんですよ。
ほとんどアバウトな人が多いですからね。
イラッと来たらノーチップ。
メキシコ人はデフォルトでいい加減だからまあ、考えられる範囲なら10%は払うね
感心する程なら15%
さすがに文句言いたいくらいの時はノーチップ
この時は理由言い返せるくらいは準備してる https://t.co/wyf6uMutNN— Shiro Tanabe@CDMX (@shirodelviento) 2017年10月22日
だから僕はチップの料率を変えています。
チップが少なかったウェイターは
今日のサービス良くなかったのか、と思えて反省材料になるし、
多くもらえれば、本人も嬉しいんじゃないか。— あき@メキシコ🇲🇽 (@lyonxyloto) 2017年10月22日
UberやAirbnbの評価システムじゃないけど、
目に見えるカタチで”お返し”しています。
スーパーで駐車を誘導するサレサレおじさん
大型スーパーやショッピングモールではサレサレおじさんという
駐車をサポートしてくれる人がいます。
Sale,saleと言っていることからメキシコに住む日本人はこう呼んでいます。
メキシコではこの人たちをvieneviene(ヴィエネヴィエネ)と呼びます。
こっちでは立派な仕事。炎天下の中でも頑張っています。
ここではめちゃくちゃ車が混んでいてなかなか車をとめられない。
おじさんがいて助かった。という時にチップをあげればいいと思います。
駐車場でもガラガラのときや特にサポートがいらないときは自分で駐車できますからね。
そこはチップ不要かと。
スーパーでレジの袋詰めだけをするおじいちゃんや高校生
日本のレジスタッフと違って、レジスタッフが袋詰めしてくれたり、
別途袋詰めをする長机がメキシコにはないんです。
メキシコのレジスタッフはお会計のみしかしません。
他の仕事もそうですが、この国は「私はこれ以外やらないわ」っていう体制や感覚が強く見受けられます。
だからベルトコンベヤー式のレジの端に退職後のおじいちゃん、おばあちゃんや高校生が立っています。
個人で袋詰めをするスペースがないのでスピーディに袋詰めしていかないと後ろのお客さんが詰まってしまうんです。
だからたくさん食材や日用品を買う人は
他人の手を借りなきゃ早く袋詰めできない。
少ししか買わなければ自分で袋詰めできるし、チップはいらないですね。
このポジションのチップはレジが機械化されれば
なくなってしまう可能性がかなり高いです。
信号待ちで車のフロントガラスを拭く若者
これほんと多いです。
大通りの信号なんか、赤信号になれば「いくぜ!」みたいにワァーッと若者が拭き始めます。
「拭いていい?」って聞いてくるのはいいんですが、
ドライバーに訪ねずに勝手に拭いてくるのはイラっときます。
もう勝手にフロントガラスに洗剤をピュっとかけてくるんですよ。
日本人が乗る車なんて速攻獲物ですw
彼らからしれみれば2~3分の赤信号の間にフロントガラスが汚いとか関係ないんですね。
数が勝負なのでいかにたくさん洗ってチップを稼げるかなので。
でもドライバーとしては汚いときに拭いてくれれば嬉しいんですが、
特に汚れてもいないのでなんで拭くんだよっていう気持ちです。
感謝したいときに払いたいところです。
信号待ちに演じる大道芸人
これはフロントガラスを洗ってくる若者よりはしつこくないですが、
ただ、信号待ちの車を観衆にして自慢の大道芸を披露する人です。
一輪車に乗ってお手玉を披露する人がいれば、
複数のボールを手先で回す人、火を吹く人、さまざまです。
メキシコ人ドライバーは結構シカトしていますw
あまり価値を感じないのかガラス拭きより稼げてない印象です。
僕はこういう大道芸人はSHOWROOMのようなライブストリームサービスがあれば
一気に知名度が増すと思います。
大道芸 x インターネット であればもっと稼げるはず!
努力がもっとカタチになっていいと思います。
自分がすごいと思ったらチップをあげればいいでしょう。
コンビニの扉の開閉を勝手にやってる人
コンビニ版ドアマン。
メキシコでは貧しい人がコンビニの扉の前に立っていて
勝手に扉の開け閉めを買って出て行っています。
貧しい人がお金を手にする一つの手段なのかもしれませんが、
自分でドアは開けれるのでここはスルーしています。
もう物乞いしている人にお金をあげるかどうかの判断になります。
トイレ
僕にとっては一生疑問なのですが、
なぜ人間の生理現象でお金を出さないといけないのか?
これをいつも考えさせられます。
メキシコではガソリンスタンドのトイレが有料なことが多いです。
ヨーロッパでは地下鉄のトイレが有料なのが全く理解できませんでした。
ロンドンやパリでは黒人が立っていて、
アトラクションのようなお金をいれてレバーを押して入るみたいないやつ。
なぜここでお金がいるのか、当時は我慢していて無料のトイレにいくようにしていました。
僕は緊急時、もう我慢できないときにしか有料トイレは使いませんのが
ここはお金を徴収する場所でないと考えます。
ホテルのベルボーイ、ドアマン
これは海外ならどこも共通だと思います。
ベルボーイは荷物を運んでくれたり、客室案内をする人。
ドアマンはホテルのエントランスにて扉の開け閉めをする人。
どちらも荷物を部屋まで運んでくれたり、
タクシーに荷物を運んでくれればチップを渡しています。
実際ホテルのエントランスなんて外出を繰り返したら
何回も通るのでドアマンの扉の開け閉めに関してはキリがないです。
対処法
こんなにチップをあげてたら
小銭なんかすぐなくなると思う人がいると思います。
そこでチップをあげるかあげないかの判断軸は
もっておくべきと考えます。
僕自身は一意見ですが
自分でするには手間がかかったり、できないことにはチップを払うと決めています。
例えばレストラン、カフェ。
自分で料理するには手間がかかる、だからチップをあげます。
フロントガラスを拭く若者に対しては
洗ってもいい?と聞いてきた上で洗ってほしいときは、やってもらったあとにチップをあげます。
ドライバーに聞かずに強引に洗ってくる若者も多いですが、こっちが洗って欲しくない場合にはあげません。
駐在員の先輩らは車の中のボトルホルダーの中にメキシコペソの小銭をオクソのようなコンビニで何かを買った際のお釣りをその中に”チップ用”として置いていました。
車の停車や一時停車で財布から小銭を出すのが手間だから数ペソ置いてると。
結局ペイヤーの善意、優しさによるところですが、
自分の判断軸を持っておき、むやみに払わなくていい。
「チップは自分が価値を感じたら払えばいい。」そう考えます。
では!