メキシコ人との待ち合わせは30分遅れて行った方がいい。

待ち合わせ
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Hola!
あき(@lyonxyloto)です。

この1年、仕事やプライベートでたくさん待ち合わせをする機会がありました。
ラテン人は時間にルーズ、まさにこの通り。
ではいかにして日本人が待たされることなく、合流できるか考えてみました。

メキシコ人になぜ時間にルーズなのか直接聞いてみた

cafe punta del cielo
行きつけのカフェでカフェの店員さんに
「なぜメキシコ人は時間にルーズなのか直接ぶつけてみました。」

あき
「なんでメキシコ人は時間にルーズなの?(笑)」
カフェ店員
「う〜ん。明確な理由はないのだけど、小さい頃から”そういう習慣”なんだよね。」
「誰かに矯正されることもないの」
カフェ店員
「メキシコ人、皆み〜んなルーズなんだもの」
「ほら、日本人ってこの座り方(ヤンキー座り(うんこ座り)を実際に真似をしてくれた)がみんなできるでしょ?」
「どうしてできるの!?私たちはそんなんできないよ。」
うんこ座り
あき
「あ〜、この座り方ね。(二人してカフェでヤンキー座り(うんこ座り)をしてみてる)」
「これは小学生くらいからみんなできる気がするなぁ。」
「例えば、外で体躯座りをするんだけど、地面が濡れてるとかでこのヤンキー座りをしてたりしてた。」
カフェ店員
「それも小さいころからの習慣だよね?私たちの時間のルーズさもそうなの。」
「小さいころから”ルーズ”っていう習慣になっているから、直らないね。」

彼女はヤンキー座り(うんこ座り)を例に出して、習慣となっているものはできるんだけど、
習慣ではないことはできないということを説明してくれた。

あき
「遅れるっていう危機感はないの?(笑)」
カフェ店員
「ないね〜。みんなルーズだし。(笑)」
「友達同士の待ち合わせが夜7時集合の場合、7時のときはまだ家でゴロゴロしながらテレビを見てる。」
「7時20分であ〜待ち合わせだなぁと自覚するもまだテレビを見てる」
「7時30分で あっ やばい。行かなくちゃ!!って感じ」
あき
「おっそ。。」

おそらくメキシコ人同士の待ち合わせは
遅れることが日常茶飯事なので時間を浪費してることが多いと思われます。

だから待つことなんて日本人より敏感になることがないのでストレスを抱えないくらい待たせてあげればいいのです。
彼らは待つことに慣れています。

親密な間柄なら相手を待たせてもそこで関係が途絶えることはありません。

相手次第!

parque fundidora
メキシコにいてメキシコ人との待ち合わせは、まずオンタイムで来ることがほぼありません。
これはメキシコ人の小さいころからの習慣となっているので今さら「変えろ」と言われても変わらないことです。

これはメキシコ人に限らず、ラテン諸国全般に当てはまることだと思うのですが、「なんで遅れて来るんだ!!」と怒鳴ったりしても改善はできません。

確か『嫌われる勇気』の本で読んだフレーズなのですが、

「変えられる」ものは変えよう。
「変えられない」ものはいくら頑張っても無駄。

まさにこれです。なので相手の時間のルーズさをいかにして受け入れるかが大事になってきます。

日本人同士のように前後15分以内に来てくれると思いこんでいては待つ自分がつらいだけです。

ビジネスしかり、プライベートもそう。
せっかくあなたが割いた時間を「待つ」だけに使ってしまうのはとてももったいないことです。
(もちろんその時間に読書したり、twitterで情報を拾ったりすれば有意義なんですが。。)

時間というものはお金では買えないわけでかなり貴重な資源です。

そのためにラテン人との待ち合わせに損をしない方法は

ズバリ、こちらからあえて「遅れていく」ことです。

19時の待ち合わせなら19時半に行く。
11時のアポならあえて10時半と言っておく。

あなたの指定した時間が後ろにズラせられないのなら
30分前倒して指定しておくのが望ましいです。
45分前でもいいでしょう。

なので自分が損をしないように指定時間より前に設定して集合時間を伝えて
自分が遅れて行くことでストレスなくラテン人と待ち合わせができます。

日本人的な感覚で15時集合に14時50分に着いていてもあなたが損をするだけです。

僕はメキシコ生活でビジネスでもプライベートでも身をもって痛感しました。
「ごめん。渋滞だった。」
「前の仕事でトラブルがあって」
「車が故障した。」

ほんとかどうかわかりません。
よくある言い訳です。(笑)

好きなメキシコ人と待ち合わせをするのに相手が時間にルーズなせいでこちらがストレスを抱えてデートなんてとてもじゃないけど楽しくないです。(笑)

集合する時間を前倒して指定しておき、”そんなに遅れてこない人”わりかしpuntualな(時間に正確な)人だと分かれば
次回から30分から15分前倒しで設定すれば問題ないです。

ここでも15分は含みを持たせておくことです。

13時合流でも12時45分に集合と言っておく。
19時半開始のデートでも19時15分には待ち合わせ場所に来てもらう。

この時間の”含み”を繰り返すことによって、
徐々に相手が時間に正確になってきたのなら
15分から10分と含み幅を変えていけば、相手にベストな”含み幅”ができます。

カフェのようにいくら待たされても自分に影響が出ないような待ち方がベストですね。

日本なら駅の改札や建物の前で待っていてもスマホでウェブサイトを見たり、TwitterやFaceBookなど各SNSを見て時間潰しができますが、海外だとネットが使えないことも少なくないので、僕はKindleを常に持ち歩いていました。

オフラインでもスキマ時間に読書できて時間を有効利用できます。

ドタキャンもゼロではないので期待しすぎないことが大事です!!!
僕も元カノから学びました。
これはカップルではなくてもイベントで人を呼んだりしても当日は何も連絡がなく、そのまま来ないこととかあります。
(まだ、事前に行けなくなった。と言ってくれる人はまだ優秀です。)

日本では!?

駐在から帰国して感じましたが、スペイン語圏の人でも日本でアルバイトや定職について普段から日本人と接している人は比較的、時間に正確な人が多いように感じます。
だいたい誤差10分ほど。

やはり時間にルーズだと仕事上、特に日本ではマイナスなイメージを持たれやすいからですよね。

ただ、いくら日本に住んでいても、スペイン語圏を相手にするようなガイドをやっている人は、仕事にはわりと時間通りだったとしても待ち合わせには時間に正確ではないことが少なくないです。
本人の仕事が対日本人ではないことが影響しているように思います。

お互いwin-winな待ち合わせにしたいですね!!

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ABOUTこの記事をかいた人

aki

ブログ「ワクワク-WacWac-」を運営。 常にワクワクを求めて。 スペイン語圏の国が大好きです! 高校サッカー時代に過ごした部活から プロ選手が誕生したのを機に海外に興味が出る。 →英語ではなく、サッカーが盛んな国が多いスペイン語を選択。 大学時代にスペイン語とバックパッカーにハマり、 訪れた国は32か国。 オセアニア、中央アジア、中欧、西欧、南米を周遊。 メキシコ駐在経験やスペイン滞在、スペイン語情報を中心に発信しています。