スペイン、バルセロナで1ヶ月暮らしてみた。生活費いくらかかったの!?

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バルセロナでの暮らしを1ヶ月ほど体験することができたので、いくらぐらいかかったのか、生活を通して感じたことを書きたいと思う。

スペインの街を各地回ったわけではないのでスペインの中でも特にバルセロナがいいとは断言できないが、バルセロナは個人的に住みやすかった。

なお、今回の出費計算についてはスペインでの税金に関しては含まれないものとして記している。

1ヶ月分の出費

ざっと以下の通り!!! 渡航は2020年1月8日〜2月3日(26日間) (1ユーロ120円と換算 2020年1月〜2月現在)

航空券 * 80,000円
滞在費 * 500ユーロ(60,000円)
交通費 56.75ユーロ(6,810円)
食費 86.15(10,343円)
交際費 187.65ユーロ(22,518円)
買い物(嗜好品) 309ユーロ(37,080円)
通信費 20ユーロ(2,400円)
語学関連 54ユーロ(6,480円)
合計(航空券、滞在費除く) 685.55ユーロ(82,266円)
合計2 (滞在費+生活費) 1,214ユーロ(145,680円)
総計 222,506円

はじめに言っておくけれど、僕の場合は諸事情で航空券と滞在費がバルセロナの知り合いの方が手配してくれるというとんでもない好待遇だったので実質、航空券と滞在費を除いた費用のみしかかかっていない。(スミマセン!)なので*印としている。(感謝!!!)

ちなみに滞在費(つまり家賃)+生活費の合計は1,214ユーロ(145,680円)。かかりすぎな印象。。
1ヶ月ということでZARAで結構買ってしまった。Jo Maloneの香水とか出てたしね〜。

でもこういう嗜好品の出費を引くと1,214ユーロ-309ユーロで905ユーロ(108,600円)
10万弱。これが一番現実的な1ヶ月暮らすのにかかる費用だと思う。

航空券に関しては成田発、バルセロナ1月時期の航空券は往復8万円ほどで購入可能だった。

バルセロナ市内の滞在費に関しては滞在中に会う人におおよその家賃相場を聞いた。ピソと呼ばれるルームシェアみたくマンションの部屋を部屋の数で割るスタイルが一般的であり、だいたい光熱費込みで500ユーロが平均的だと分かった。

部屋は口コミやbadiというアプリもしくはサイト(現地ではとても有名でスペインに来た日本人もよく利用している)で探すのがいいと聞けた。多くの学生やワーホリで来る人がbadiを使っている。

Badi

Badi

Badiapp 2015 Inc.無料posted withアプリーチ

パソコンから見るホームページはこんな感じ。

またスペイン語交流会のMundiñolさんも空き部屋を不定期で提供しているのでタイミングが合う方はぜひ。

スーパー


基本的にメルカドーナ、一択で買い物をした。暮らした地区の中では一番大きいし、商品も充実していて価格も安い。
LIDLや中国系やパキスタン系のsupermercatはめったに利用しなかった。いずれもメルカドーナよりは値段が少し高かった印象がある。

唯一買ったのは2リットルのジュースぐらい。

環境保護にも気を使い、持参のマイバックかリュックに入れて買い物をしていた。

料理が苦手な僕はスーパーにある冷凍ピザと、スペイントルティージャ、豚や七面鳥のお肉を買って焼いて、ご飯とともに食べたりしていた。
くだものや野菜、チーズやハムは東京よりも安い。
スペインのお米もとても安い。1キロ1ユーロちょっと。 

日本とお米の質は比較してはいけないが、それでも決して食べられないわけではない。

交際費

187.65ユーロ(22,518円) 一番出費した項目。 精力的に様々なイベントや日本人会、コンタクトのある人とほぼ毎日会っていた。タイミングがよかった。

1年滞在なら今回のようなハイペースで人と会うことは無いだろう。 また、男女の試合合わせて4試合分のサッカー観戦もした。サッカーはオンシーズンだもの、そりゃ観ないわけない!!

カフェテリアでのコーヒーはスペインではとても安い。

1.50~4ユーロ(200円〜500円)ほどでお茶をすることができる。 夜にバルに行ったとしてもEstrella Galicia(エストレジャ ガリシア)のような330mlの瓶ビール1本は2.5ユーロ(300円)〜。なのでお金をそこまでかけなくても人と飲むことはカンタン。

バルセロナでランチを外で食べると高くつく。だいたい11〜15ユーロ(1,300-1,800円)ほど。

しかも日本と違ってスペインでは(というかヨーロッパはどこでも同じだが)ドリンク(お水やお茶)は基本的に有料である。

日本のように松屋でもいけば暖かいお茶が何も言わずに出てくることなどスペインではありえない。

適度に自炊をしつつ、カフェやバルで人と会ったりといいとこ取りをしていけば、交際費にかかるお金も少なく済ませられる。 今回はあまりレストランへは行かなかったので費用はかなり抑えられたけれど、もう少し羽を伸ばしてもよかったと思う。 現地の企業とのアポイントもコーヒーが出てきたし、現地のスペイン人と会ってもそのお母さんがご飯を作ってくれたりしてもらっていた。

交通費


移動にかかったのは56.75ユーロ(6,810円)
10回券を5回購入した。

交際費に影響して交通費もかかった。(それでも東京にいる時よりはかかっていないかと。) 長期滞在ならもう少し、交通費は安くなっていると思う。

実際、地下鉄のメトロ、市バス、トラム、近郊の街へはRenfeが走っており、10回券(11.35ユーロ 2020年2月現在)が共通して利用できる。10回券のRenfeへの利用は範囲が限られているがバルセロナ中心部に滞在していれば、片道は1回分で済むし、70分以内の乗り換えは無料!東京の電車移動より安い。

往復でも2ユーロ(240円ほど)だ。

フィットネスジム

在住の日本人やバルセロナに住むにスペイン人に聞いたらだいたい45~55ユーロ(5,400円〜6,600円)ほどとのことだった。
会員登録せず、ビジター利用で利用するなら10ユーロ(1,200円)ほどなので週1回以上行くのであれば、会員になった方がコスパがいい。

日本のフィットネスジムだと月会費が10,000円ほどするところが少なくないので比較するとスペインなら半額で済む。
僕は結局、ためらって登録せずジム通いをしなかった。

日々のルーティンがあれば、もう少し生活は充実したと思う。
また、スペインは公園にフィットネスマシンが置いてあって無料で屋外でトレーニングすることも可能だ。

お金をかけずにトレーニングしたいならオススメだ。

スポーツ

バルセロナはサッカーコートがたくさんある。

社会人のサッカーチームを知り合いから紹介してもらって何度か練習参加と試合に参加した。

貴重品管理!スポーツをやるときに財布をどうしようか考えたけれど、僕は財布を持ち歩かないことにした。要は着替えするときに保管場所が変わるし(パンツのポケットやアウターの内ポケットに入れていても着替える時はカバンにしまったりする)、スポーツをしているときには財布がからだから離れるからだ。

いくら気をつけていたとしてもさすがに財布をポケットに入れながらスポーツやるなんて邪魔なので、基本的に必要と思われるお札や小銭だけをチャック付きのウェアのポケットにハダカで入れて持っていった。サッカーが毎回5ユーロだったのでそれとちょっとビール飲むように4ユーロほど持っていただけ。

最低限のお金のみ持ち歩いた。

運動するときは財布は持ち歩かない方がいいと思う。

買い物(嗜好品)

309ユーロ(37,080円) ほぼ全てクレカで対応したので現金は使っていない。 1月はセール真っ只中なので少し奮発した。特にZARA。日本より安いし、その上セールなので購買意欲が湧いた!!

通信費

20ユーロ(2,400円のみ) Orangeという携帯電話会社でスペインの電話番号を入手し、15GBのパックで契約。ネット使用量が超過すれば、チャージするプリペイド式になっている。

外出するときはGoogle mapとwhatappかFB messengerのアプリ、調べものをしたいときにインターネットを使うぐらいだった。
1週間や2週間の旅行なら現地の番号や回線契約をしなくてもなんとかいけるが、さすがに1ヶ月もいるとwifi環境以外でも使える携帯電話を持っておいたことに越したことはない。

チャージしなければ30日後に購入した番号は使えなくなる模様。

語学関連

月曜から日曜まで毎日キオスクで売っている

54ユーロ(6,480円) スペイン語のプライベートレッスンを2回受けたのと、毎日のスポーツ紙の購入費用を足したもの。 日本でスペイン語のマンツーマンレッスンは1時間2,500円〜3,000円ほどかかるので1時間14ユーロ(1,680円)のレッスンは割安。 スペインにいるならおすすめだ。できればもう少し受講したかった。

サッカー好きなら続けやすい勉強法なのではと思う。どれも1ユーロなので金銭的な負担もない。 1ヶ月間、毎日、買い続けても30ユーロ(3,600円)だ。

お札は細かくしろ

空港で両替するときにどのくらいの大きさの紙幣にするか選べたのだけど、20ユーロ札を中心に替えて正解だった。100や50ユーロだと大きいし、お釣りが出せないお店をある。だが10ユーロだと少ない。個人的に20ユーロ札がちょうどよかった。

とりあえず300ユーロだけ成田空港で両替。以下のサイトが役に立った。 成田空港の外貨両替レート/両替手数料比較2019。両替おすすめ通貨とダメ通貨

長期滞在の前に1ヶ月ほど試しに暮らしてみる


僕の場合の約1ヶ月の生活費は45,000円ほどだった。

航空券、滞在費を除いた合計685.55ユーロ(82,266円)ー買い物(嗜好品)309ユーロ(37,080円)=生活費376.55ユーロ(45,426円) だから1年滞在するなら

生活費は4.5万円 x 12ヶ月=54万円
ピソの家賃500ユーロ(6万円) x 12ヶ月=72万円
航空券1月に出発したら往復8万円ほど。時期にも寄るけれど10万円ぐらいはみておきたい。

1ユーロ120円と想定したら合計136万円ちょっとを買い物や急な出費を見込んで150万円くらい貯金があればいいと思う。

200万円あれば、かなり余裕のある1年が過ごせると思う。

上記は単純に暮らすときにかかる費用なので、学生ビザを取って現地の大学に入ったり、ワーキングホリデービザで語学学校も行くとなると、 その費用も当然かかる。

↑500ユーロ(6万円の記載ミス) 1,000ユーロ(12万円)の生活だとかなりギリギリなので1,500ユーロ(18万円)ほどあればもう少し余裕のある暮らしができると感じた。

現地で仕事をして外貨を稼ぐか、日本との仕事を通じて日本円を稼ぐか方法はさまざまだけれど、ある程度の目安を見つけられたのは大きい。

スペインへのワーホリや学生ビザで長期滞在を考えている人には余裕があれば、貯金でもなんでもいいから1ヶ月ほど、試しに滞在してみることをおすすめする。

なぜなら、長くいたいと思ったけど実際には1年はいいや、とか理想と自分の実感にギャップが生まれることもあるから。
暮らしてみないとわからないことも出てくる。

会社員の休暇で取るスペイン旅行では、大半が1週間、長くて10日、無理言って2週間ほどでしょう。
「暮らす」ということが体験しにくい。
毎日、毎食を外食することもできてしまう。 しかし、1ヶ月も滞在すると街のスーパーを利用するはずだ。
よほどお金に困っていない人でない限り、毎日の食事を外食で済ますということはしないと思う。

1ヶ月の期間は試しに暮らしてみるのに十分な期間だ。観光ビザをMAX3ヶ月間、利用して短期で語学学校に行きながら暮らしてみてもいいだろう。
当然、ホテルやゲストハウス生活よりかは、ピソ(スペインでいうルームシェア)を借りて滞在することで長期滞在をする前に現実的な暮らしをすることができる。

たまたま1月に来たけれど、個人的には1月の1ヶ月はサッカーにセールと楽しみが多い月だった。

1月の渡航はおすすめ!

散歩も余裕でできるようになった!為せば成る!

暮らしてみて

渡航前の持ち物として、お気に入りの服や財布、靴は持っていかず、生活に困らない程度のものを選んで持っていった。
なぜなら、盗難に逢いたくないのと、逢ったとしても被害の落胆は大きくしたくなかったから。

結果的に、特にスリには逢わなかったが、メトロやランブラス通り周辺では特に気をつけていた。
バッグは背中ではなく、前に持ってきて視界に入れる。

財布やスマホはジャケットやパンツのチャックつきのポケットの中にしまい、他人から簡単に取り出されないことを心掛けていた。もちろんスマホのながら歩きはせず。

これは通行人にも普通に危ないので日本でもやりません。
行かれる際は貴重品の管理にくれぐれも注意してください!!!

スペインで実際にワーホリをしてみた生活費はこちらをご覧ください〜〜

スペインワーホリ!1ヶ月いくらかかった!?

2021年9月2日

では!

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ABOUTこの記事をかいた人

aki

ブログ「ワクワク-WacWac-」を運営。 常にワクワクを求めて。 スペイン語圏の国が大好きです! 高校サッカー時代に過ごした部活から プロ選手が誕生したのを機に海外に興味が出る。 →英語ではなく、サッカーが盛んな国が多いスペイン語を選択。 大学時代にスペイン語とバックパッカーにハマり、 訪れた国は32か国。 オセアニア、中央アジア、中欧、西欧、南米を周遊。 メキシコ駐在経験やスペイン滞在、スペイン語情報を中心に発信しています。