どうも、あき(@lyonxyloto)です。
「スペイン語を学んでいます。」と人に話すと必ず聞かれるのが、
「なぜスペイン語を選んだんですか?どうしてスペイン語なんですか?」っていう問いです。
かれこれスペイン語に出会って7年にもなるんですが、
自分の原点に立ち返ってきっかけを書こうと思います。
なぜスペイン語を学ぼうとしたのか?
僕がスペイン語を学んだきっかけは次の3つです。
・スペイン語圏はサッカーが盛ん。
・母国語となっている国が多い。
・特定の学部でしか選択できなかった
これは僕のプロフィールにも触れているんですがきっかけは自分の大学進学のときに第二言語必修の学部を選んだからです。
第二言語必修の学部と言ってもサブ的な位置づけで卒業単位を取得していく中で
履修する人は多いと思います。
ですが、僕の在籍した中京大学の国際教養学部は
第二言語をメインとして学部の授業カリキュラムが組まれています。(今もそう!)
だから、言語好きな人、海外志向の強い生徒が集まってきます。
少し、大学入学の経緯をさかのぼります。
僕は中京大学附属中京高等学校(中京大中京)でサッカーをやっていました。
高校と大学は同じ学園の姉妹校なのでエスカレーターで大学に行けてしまうんです。
だから正直に言えば、赤点も取らず、平均的な学生生活を送っていれば、
中京大学に進学できます。
でも当時の僕は「何も頑張っていないヤツと同じ大学に入るのはイヤだ」という変なプライドがありました。
そのため、指定校推薦で関関同立へ行きたくて
学業もそれなりに頑張って、評定数値も高く取り、立命館大学への指定校推薦を狙っていました。
(”冬の選手権”を狙い、年越しまで活動するサッカー部だったので受験はできるだけしたくなく、早めに大学を決めたかった。)
しかし、指定校推薦に落選。。。
でも僕は勉強でも負けたくなくて、受験して頑張ったヤツが報われる世界(上のレベルの大学)に
行きたいと思っていたので止むを得ず、受験を選択しました。
関西大学の一般入試を受けましたが、結果、、、、不合格でした。
当時は関関同立への受験は中京大学に進学するエスカレーターの権利を持っていましたので
僕は幸いすべり止めとして中京大学に進むことになりました。
(現在の中京大中京の生徒は滑り止めで中京大学としながら関関同立を受けることはできません。
より偏差値の高い大学を志願しないと滑り止めは使えません。
要は、少し偏差値の高い、もしくは同等レベルの大学への受験は背水の陣で行けってことなんですよね。今は)
じゃあ中京大学に進学するなら一番レベルの高い学部かつ
自分が興味を持つ学部にしようと思ったわけです。
なぜなら学校の勉強もロクにせず、勉強も頑張って行きていないヤツらと同じ学部なんていやですかね。
とにかく僕は負けず嫌いです。
学校の成績評価なり、頑張ったヤツはそれなりのステージに立つことが美徳と考えていました。
しかし、指定校推薦と受験に落ちた自分は
すべり止めの中京大学へ行くことにしました。
受験浪人も考えましたが、「なんで年下のヤツと同じ学年にならなきゃいけないの?」
というこれまた変なプライドがあって、現役で大学へ進学します。笑
(すんごいプライドの塊でした。)
自身の評定数値が高かったことが幸いし、中京大学の学部はどこへでもいけました。
そのとき、英語に興味がありましたが、ぶっちゃけ
「英語を勉強して留学する学生なんて星の数ほどいる」と考えていたので
英語系の学部へ進学することを止め、第二言語に注力する国際教養学部へ進学しました。
負けず嫌いかつ、他人と同じことをしたくない性であります。
国際教養学部では、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語の中から1つを選択し、4年間学ぶ。
選択した言語での約半年間(1セメスター)の留学制度があるのも魅力的でした。
中でもスペイン語は僕の大学では、国際教養学部でしか専攻できない大変貴重な言語。
他の言語は心理学部や経営学部でも履修でき、その気になればどっぷりつかることもできます。
ただ、スペイン語を学ぶには国際教養学部しかありませんでした。
まわりとかぶりたくない、みんなと同じことをしたくない。
この気持ちは学生時代とても強かったです。
スペイン語圏はサッカーが盛ん。
僕は幼少期からサッカーをやっており、
サッカーが大好きな自分にとってスペイン語はかなり興味づけされるものでした。
レアル・マドリードやバルセロナで有名なスペインのリーガエスパニョーラはサッカーファンなら誰でも知っています。
そして中南米でもスペイン語圏の国民が最も注目するスポーツはやはりサッカーというのは
ワールドカップの影響からか、熱狂ぶりをテレビで見ていたのでなんとなく知っていました。
それならもうスペイン語しかないなと。
実際、大学のときに2ヶ月南米を縦断したり、1年半の間メキシコに駐在しましたが、
サッカー好き、経験者というだけで、すぐに現地の人々と仲良くなれました。
メキシコもサッカーが盛んで社会人リーグに所属していました。
サッカーで現地の人々と繋がれるのはやってきてよかったと思います。
メキシコのローカルリーグでもハングリー精神むき出しで非常に刺激的でした。
日本なら味方がシュート外しても「ドンマイ〜」ぐらいかもしれないですが、
メキシコは「決めろよ!!」「なんで俺にパスださねぇんだ!!!おい!!!」ってもうめっちゃ怒ってますね。
一つ一つの試合に対する気迫がまるで違います。
母国語となっている国が多い。
やはり言語を学ぶにあたって重視するポイントです。
せっかく時間とお金をかけて学んだ言語がなかなか使えなくては非常にもったないです。
学ぶ言語の使用範囲が広ければ、その言語圏への海外旅行での不安は一気になくなりますし、
幅広い国籍の人々と仲良くなれます。
セルバンテス文化センターの情報によれば、2017年でのスペイン語話者5億7,200万人でそのうちネイティブは4億7,700万人を数えます。
スペイン語は中国語話者(9億5,000万人)に次ぐ世界第二位の人口を誇る言語です。
上記のような情報を入学したときに知り得ていたわけではないですが、
大学の先輩と交流した際にざっくりと「スペインだけでなく、中南米でも使える」と聞いていました。
確かに選択肢にあったフランス語もフランス以外にもアフリカで使えるし、
サッカーが盛んな国が多いだろうと思いましたが、
国際教養学部でしかスペイン語を選べないという貴重さに惹かれ、スペイン語にしたんですよね。
第二言語は希少価値が高い
これは第二言語を学んでいる人全般に言えますが、
英語以外の言語を話せる、使えるという点で希少価値の高い人間になれます。
第二言語を選ぶ時点で「あ、これ突き詰めたら面白いんじゃないの」という勘みたいなものが当時ありました。
実際、自分が2015年に就活したときはどこの企業の面接に行っても
まわりで英語留学をした人が必ずと言っていいほどいましたが、第二言語を話せますという人はいませんでした。
僕も英語には興味がありますし、英語を学ぶことを否定しているわけではありませんが、
今や英語を話せますと言っても「まわりに埋もれて」しまいます。
差別化が図りにくい。
でも第二言語を話せる人ってどれくらいいるの?ってなれば、
学習者はかなり少なくなります。
確かに英語も魅力的ですが、それよりもスペイン語を使いこなしてやる!という気持ちの方が強いです。
スペイン語話せます、フランス語話せます、
ロシア語話せます、となれば、当然日本で話せる人が多くいないので珍しくとらえられますし、
関連する企業にいけば重宝されます。
つまり第二言語は自分の武器になります。
教育改革実践家で元リクルート社フェローの藤原和博さんは
これからの時代を生き抜いていくために自分を100万分の1のレアカード化させよと言っています。
3つの分野で100分の1になれば、
100分の1 x 100分の1 x100分の1
=100万分の1になります。
だから第二言語の日常会話ができるだけで100分の1ぐらいにはなれる価値があります。
以上、かぶりたくない、みんなと同じことをしたくないという性格から
サッカーが好きが幸いし、便利な言語は何か?と考えたらスペイン語に行きついた感じです。
関関同立への進学は語学系ではなく、なんとなく京都あたりに住みたいぐらいしか思っていなかったので指定校推薦や一般入試に受かっていたら言語を学ぶってことすらしていなかったかもしれません。
スペイン語に出会って本当よかったです!!
スペイン語は楽しいですよ!
¡Vamos a aprender español!