アルゼンチン人と接する機会が少なからずあるので、アルゼンチンのスラングを集めてみました。
スラングはくだけた言葉でフォーマルなシーンには不向きですが、カジュアルに現地の人と話す持ってこいのフレーズです。
日本語でいう「めっちゃ」とか、「ヤバい」とか言う感じですね。
この記事の目次
piola(ピオラ)
¡Qué piola! (ケ ピオラ!)
<すごい!/カッコいい>
*メキシコで言う¡Qué padre! (ケ パドレ!)と同じ。
人にも使う piola = simpático
Boludo/da (ボルード)
<バカだ>
Eres un/a boludo/da. (エレス ウン/ウナ ボルード/ボルーダ)
<ねえ、なぁ、>
相手を読んだり、名前の代わりに使うことがあります。
*親しい間柄のみ。
No boludo. (ノ ボルード)
<なんてこった>予想にしないようなことが起こったときの表現としても使われます。
No boludo. No sabes lo que me pasó. <なんてこった。こんなことが起こったなんてきみはわからない。>
*メキシコで言う¡No manches! (ノ マンチェス!)と同じ。
Che(チェ)
<なぁ、お前>*メキシコで言うwey、スペイン語で言うtíoのような感じですね。
「お前」と日本語で表現すると少し強い言葉、上から目線と受け止められかねないですが、アルゼンチンもメキシコでも「仲のいい、親しい間柄」には頻繁に使われます。
Che Rodrigo vamo(s) a una( la ) cafetería.
(チェ ロドリゴ バモ(ス)ア ウナ カフェテリア.)
Cheは相手に文の頭につけて使ったりします。
アルゼンチンではsを省くことが多いので“vamos”とはほとんど聞きません。
Re(rレ)
<めっちゃ>
Reは巻き舌になります。形容詞の前につけて表現します。
ここまでのスラングをまとめて超アルゼンチン風に言うと以下となります。
Che, Boludo este iPhone está re piola. (チェ ボルード エステ アイフォン エスタ rレ ピオラ)
<なぁ、このiPhoneめっちゃかっこくね。>
Pibe/Piba(ピベ/ピバ)
<少年/少女>
アルゼンチンのブエノスアイレスあたりでよく使われます。
*メキシコで言うmuchacho/muchacha(ムチャチョ/ムチャチャ)と同じです。
Chabon/Chabona(チャボン/チャボナ)
Pibe/ Pibaと同じです。
こちらはアルゼンチンのコルドバあたりで使われます。
アルゼンチン独特の言い方
ちなみに以下はスラングではないのですが、アルゼンチン独特の言い方があります。
Vos(ヴォス)
TúがVosと言います。
¿Y vos ? = ¿Y tú?
Sos(ソス)
2人称単数túの現在形の活用が
Sos = Eres となります。
¿De dónde sos? = ¿De dónde eres?
Tenes(テネス)
2人称単数の場合のtener 動詞の活用は tenes= tienes となります。
¿Cuantos años tenes? = ¿Cuantos años tienes?
まだまだスラングや独特の言い方があるので学ぶ度に追加していきます。
各国のスラングはほんと独特で面白いです。知っていれば、現地の人々と簡単に仲良くなることができます。
スペインのスラングはこちら。