家族にタトゥーを入れた姉がいたって生活は変わらない。

タトゥー 家族
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どうも、あき(@lyonxyloto)です。

僕には4つ上の兄と6つ上の姉がいます。

兄は警察官で姉は元ヤンという両極端がいて、
そのあと僕が生まれています。

こんな真逆の兄と姉を持つ人は日本中探してもおそらくいないでしょう!

先日、美少女のタトゥーで怖いは変わるか という
記事を目にしました。


そのときふと姉を思い出しました。
そう、姉にはタトゥーがあります。
背中にドラゴンが大きく入っています!

今回は姉のタトゥーから気づいたことを書きます。

タトゥー(刺青)と聞くと今の日本の世間一般はまだまだネガティブイメージが強い。
ヤクザ、暴力団のような聞こえがよくないイメージを持つ人はまだ多いと思います。


2005年から開催されていた国際タトゥーコンベンションが今年最後となり、
世間の風当たりがまだ強いことを意味しています。

タトゥーすることには賛否両論あると思います。

反対意見では

・親から授けられた大事な身体なんだから墨を入れるのはありえない。
・世間から悪く見られるから家族にとっても迷惑
・温泉だとか海水浴場など日本でタトゥー禁止の施設はまだ多いので不便

賛成意見では

・ファッション。海外では普通だし、好きにしていい(個人の自由)
・単純にカッコいい
・信仰宗教のため
・愛する人や家族を身体に刻んでおく
こんな意見があると思います。

姉が祖母の家に行ったときに起きたエピソードを紹介します。

姉はお盆に1年ぶりくらいにお墓参りをかねて
祖母に会いに実家に帰りました。
タトゥー 兄弟観
居間で姉と祖母が少し談笑していたところで
祖母が姉のタトゥーを見つけました。

姉の背中のタトゥーはキャミソールみたいな薄着だったので
背中から腰の一部が祖母には見えていました。

祖母
「あんた何よこれ!」
「自分で判断してやった。」
祖母
「ちょっと出て行きなさい!!もううちには入って来ないで!!」
突如、姉のタトゥーを発見した祖母は
反射的に姉を家から追い出してしまいました。
祖母は泣いてしまったんです。

ド昭和で育ってきた祖母のタトゥーに対する価値観はまさに暴力団。
”悪い人間”という固定概念が
べっとり乗っかっていおり、自分の家に悪人は入れたくない。
そう判断して追い出したのです。

突如、実家を出禁にされた姉は呆然。

それでも姉は実家に寄るたびに必ず祖先のお墓にお参りをして、
きちんとお墓を掃除していました。

お墓参りを済ませて祖母の家に行っても、
門前払いを受け続けていました。
タトゥー 兄弟観
しかし、あるとき、どうにか”出禁”を解消してもらいたいと思った姉は
おばあちゃんが大好きな鬼まんじゅうをもって行きました。

それも姉の手作りです。

姉は帰省のたびにお墓の掃除、お参りをしていること、
おばあちゃんの大好物を自分で作ったから食べてみて欲しい。
そしてなぜタトゥーを入れたのか自分の話を聞いて欲しい。

そう伝えたんです。

すると祖母は承諾して、姉の話を聞き、
”出禁”が解消されました。

姉はどうしたら自分を受け入れてもらえるか自分で考えて行動しました。

だた周りに流されて墨を入れたわけではない。
自分の考えがあって、
自分で判断して入れたのだと伝えたかったからです。

タトゥーを入れた姉がいたって特に生活は変わらない

僕自身、小さい頃からサッカー一筋で
よく海外のサッカー選手をテレビで見ていました。
みんなタトゥーしています。
ベッカムやメッシ、セルヒオ・ラモスもそう。
メッシ タトゥー
引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?191923-191923-fl
海外の人はみんなタトゥーを入れているっていうイメージが刷り込まれていたので
悪いイメージはなかったんですよね。

スペインへ留学したときも
タトゥーをふくらはぎや肩、腕に入れている人はほんとよく見かけました。
漢字がかっこいいから入れている外国人もちらほらいましたね〜。

最初、姉にタトゥーがあることを知った時は驚きました。
でも
僕が思うに正直好きなようにすればいい。
タトゥーを入れること自体、法に触れているわけではないですし、
ドラッグをやっている訳ではありません。

僕は姉と一緒に住んでいはいませんが
姉が一度、祖母から出禁を受けただけで家族の状況に変化はないです。

母も父も放任主義なので「ふうーん。あらそう」といった感じ。

姉自身も好きなように生きているので
周りの意見も気にしていない。

いろんな国へ行くとタトゥーが”ごくごく普通なこと”になってくるので
異文化圏にいる人と接したかどうかで本人のイメージに影響すると思います。

祖母はもしかしたら海外に行ったことがないんじゃないかと思いますね。
日本的価値観だけだと決まったイメージを抱きやすい。

日本のタトゥーに対しての風当たりがまだ強いですが、
欧米のようにもっとオープンな社会であってほしいと考えます。

僕はタトゥーを入れてはないですが、賛成 or 反対と聞かれれば賛成です。
これからは”個”の時代になっていきます。
個性を消してはいけないし、やりたいように自分を表現していくことで
好きな仲間同士が集まる。

日本はオリンピックを控え、どんどん訪日客は増えています。
せっかく観光できたのに、温泉に入れない、
海に入れないでは観光客は楽しむことはできません。

もっともっと海外の人が来て
日本国内がカオスになれば、
タトゥー自体が世間の”共通認識”になっていくんじゃないかと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

aki

ブログ「ワクワク-WacWac-」を運営。 常にワクワクを求めて。 スペイン語圏の国が大好きです! 高校サッカー時代に過ごした部活から プロ選手が誕生したのを機に海外に興味が出る。 →英語ではなく、サッカーが盛んな国が多いスペイン語を選択。 大学時代にスペイン語とバックパッカーにハマり、 訪れた国は32か国。 オセアニア、中央アジア、中欧、西欧、南米を周遊。 メキシコ駐在経験やスペイン滞在、スペイン語情報を中心に発信しています。